アニエスベー

「さりげないのにオシャレに着けられる♪」そんな腕時計で大学生・高校生を中心に人気のあるアニエスベーは、フランス生まれのカジュアルファッションブランド。
ブルガリ時計コピー

アニエスベーのおすすめ腕時計♪

アニエスベー腕時計1

ちょっぴり大きめフェイスが印象的なユニセックスデザインの腕時計。彼とのお揃い(ペアウォッチ)としても楽しめます♪


アニエスベー腕時計2

 マルチェロ 

手書き風の数字がリラックス感を上げるソーラーウォッチ。合わせやすい!お手入れも簡単!なロングセラーモデルです♪


アニエスベー腕時計3

 To b. 

「気分はアンティークジュエリー♪」スクエア型×メッシュバンドに、カットガラスや秒針についた☆などディティールがとっても可愛い腕時計です。

ガガミラノで人気の腕時計

ガガミラノ


■手元レイヤードの新提案!「インパクトウォッチ×シンプルブレス」で作るリッチな存在感。

ジルサンダー 偽物
数々のファッショニスタが愛用するイタリア発ブランド「ガガミラノ」の時計。
高品質として知られるスイスメイド・ウォッチの新作は、記録的なヒットが続くコードブレスとの相性抜群。上級者感のある手元コーデを実現してくれます。

ガガミラノで人気の腕時計♪

ガガミラノ1

 MANUALE 

これ欲しい♪13贅沢にあしらったトパーズの輝きが手元に映えるリッチな雰囲気の時計と、ゴールドのコードブレスで華やかカジュアルに格上げ♪

★時計について
型押しカーフレザーのベルト、カラートパーズを贅沢にあしらったケース、アイコニックな文字盤まで、すべて女心をくすぐるハッピーカラーで統一した華やかなオーラのあるデザイン。


ガガミラノ2

 LADY SPORT 

これ欲しい♪13今の気分にぴったりなスポーティな表情の中に高級感が漂うラバーベルトのウォッチ。コードブレスを合わせて、スマートな休日カジュアルを完成させて…。

★時計について
ビーチやプールにも連れて行ける10気圧防水仕様も魅力の、スポーティなラバーをベルトに使用したウォッチ。
さりげなく手元にボリュームをプラスする大ぶりのデザイン。コードブレスは全12色のカラフルなコードの中から好きな色を探して。

シャネルの財布に使われている素材

シャネルでは、一つのデザインで様々な素材が展開されています。
その中でも、多くの商品に展開されている主要な素材について説明します。

キャビアスキン

まるでキャビアのように、きめ細かい型押しが特徴の牛革素材。
張りがあり、少し固めの質感の為、他の革素材と比較して型崩れや傷が目立ちにくいと言われています。

ラムレザー

羊革が持つ光沢感と、ふっくらとした手触りが特徴の素材。
上品な雰囲気で高級感が漂います。

エナメル

革素材の表面に、光沢感や撥水性を出すために樹脂加工された素材です。
光を反射する輝きにより、上品な装いをよりいっそう引き立ててくれます。

ケイト・スペードの2021年スモールレザーグッズ、カニやフグ型コインケース&花柄ウォレットなど

ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)から、2021年春の新作スモールレザーグッズが登場。2021年1月27日(水)より順次発売される。

“海の生き物”主役のスモールレザー

2021年春コレクションのテーマ“航海”にちなんで、今季は心躍るマリンテイストなムードがたっぷり。注目は、新作バッグやシューズ、ジュエリーとリンクコーデが楽しめる、“海の生き物”モチーフのスモールレザーグッズだ。

カニやフグ型コインケースなど

注目は、“フグやカニ”を象った見た目にもキュートなアクセサリー。フグ型のコインパースは、バッグにも飾れる嬉しいキーホルダー付き。ハサミが飛び出すカニ型スモールポーチは、ブランドらしいドット柄と爽やかなグリーンの全2色を揃えている。

新作ウォレット

ウォレットシリーズの新作には、春らしさ溢れる“フラワーモチーフが仲間入り。爽やかなブルーの小花を散りばめたロングウォレットやミニウォレットは、鞄の中から取り出すだけで、気分をUPさせてくれること間違いなしだ。

2020年春夏にデビューした「二コラ」のウォレットシリーズからも、上品な若葉カラーの新作ロングウォレットが登場。カチッと回すだけで、“スペードからハート”へと姿を変える象徴的なターンロッククロージャーが、モダンなアクセントをもたらしている。

スマホケース&airpodsケースも

そのほかケイト・スペードでは、テックアクセサリーも同時展開。カニやヒトデ、ビーチなど、今季らしいマリンテイストに仕上げたスマートフォンケースや、「スペード フラワー」のairpods ケースなどがラインナップする。

20代女性 腕時計ブランド—カシオ【日本】

タウンユース~アウトドアユースに大人気♪ 機能性×ファッション性のBABY-G。
20代・30代女性向けのSHEEN。アスリート向けスポーツ腕時計のPHYSなど、カシオは女性に向けた腕時計ブランドが豊富です。

カシオって?

世界を代表する「デジタル腕時計」を展開し続けている日本の電機メーカーさんです。特にG-SHOCKは有名ですね。

人気のブランド腕時計♪

BABY-G

【1位】BABY-G(ベビージー) 

休日のオシャレ着、大学生の方なら毎日使いにぴったりなBABY-G☆
1万円くらいでオシャレカワイイ腕時計が色々選べてしかも丈夫。最近はスニーカーブームもあって、雰囲気の合うBABY-Gが再び注目されています!

SHEEN腕時計

【2位】SHEEN(シーン) 

「オンオフの両方で使える大人可愛いメタルウォッチ」が揃っているSHEEN。20代の普段使いには外せない定番の1つになっています。

フィズ腕時計

【3位】PHYS(フィズ)

ウォーキングやエクササイズにぴったりなのがPHYS。「スポーツ向けの機能+女性らしいスポーティなデザイン」が魅力です♪

出典:http://design-dtp.net/20dai_tokei/

オメガ(OMEGA)


【テイスト】モダン・スタイリッシュ系
オメガはオリンピックやアポロ計画の公式時計に採用されるなど、その「圧倒的な信頼性」において他を一歩リードするスイスの高級腕時計ブランド。

オメガの人気腕時計♪

コンステレーション

 コンステレーション 

「世界中のセレブに愛用されている」女性に1番人気のあるエレガントでドレッシーなモデル。コンステレーションは英語で”星座”を意味していて、6時位置に星のマーク、裏蓋には天文台が刻まれています。


オメガ 偽物,オメガスピードマスター偽物


デ・ヴィル

 デ・ビル プレステージ 

フランス語で”街角”を意味するデ・ビルは、格調高いクラシックエレガントをベースに、普段使いもしやすいよう実用性も加味したドレスウォッチです。


シーマスターアクアテラ

 シーマスター アクアテラ  

本格的な防水機能と洗練された高級感をあわせ持つエレガントダイバーズモデル。豪華ヨットのウッドデッキをイメージした「縦縞ギョーシェ模様」のダイヤルと150m防水が特徴。

関連ブグ:

人気コレクションのキーホルダーがズラリ♪——ルイヴィトン

ルイヴィトン

人気コレクションのキーホルダーがズラリ♪
ルイヴィトンはフランスを代表するハイブランドで、バッグやお財布で人気があるモノグラムやエピコレクションのキーホルダーが揃っています。

人気のキーホルダー・チャーム♪

ルイヴィトンキーホルダー1

 【1位】モノグラム 

永遠の定番コレクション「モノグラム」のキーホルダー。
エレガントでルイヴィトンらしく、耐久性に優れていて丈夫な点も魅力。プレゼントにも好評です♪

ルイヴィトンキーホルダー2

 【2位】LVミラーチャーム 

コンパクトなミラータイプのバッグチャーム。
LVらしさと女性らしい機能性を組み合わせています。種類もモノグラムからエピ、ヴェルニなど多彩です。

ルイヴィトンキーホルダー3

 【3位】フルール ドゥ エピ 

ルイヴィトンロゴ×モノグラム・フラワーのフェミニンなデザイン♪
バッグチャームとキーホルダーのどちらでも使えるオールマイティさも魅力です。

モンクレール(Moncler)


モンクレールについて

「きれいめ」「リッチ」でカジュアル過ぎることなく、スタイルを格上げしてくれる高級感やオシャレさが魅力のモンクレールは、ジュエリーで言うカルティエのようなハイクラスな存在。

さまざまな種類の上質なダウンジャケット・ダウンコートが豊富に揃っており、年齢層が20代後半~50代のママさんまで幅広いのも特徴です。

モンクレールの人気ダウン&コート5選

モンクレール1

 SUYEN(スイエン) 

これ欲しい♪442こちらは毎年大好評の洗練されたベストセラーダウンで、リッチに見せてくれるシンプルAラインのロングパーカータイプ。

軽い着心地で動きやすく、フード部分はドローストリング付きで衿元が立体的に立ち上がり、可愛さも防寒も万全。ジップも黒で統一され、コートに馴染みます。細部まで行き届いたデザインは、さすがベストセラー。


モンクレール3

 NESEA(ネセア) 

これ欲しい♪176ダウンとウールの異素材ミックスがスタイリッシュな印象で、大人のお出かけにも相応しい一着。

アシンメトリーにあしらった上品なメタルジップは、上まで閉めるとタートルネック風にも楽しめます。ポケットのジップは垂直に配され、シャープな印象に一役買っています。


モンクレール2

 AGLAIA(アグライア) 

これ欲しい♪158「ダウンの日も可愛くいたい♪」そんなフェミニン派の人にぴったりなフリル裾が華やかなショートダウン。
冬の街でぱっと目を引くリッチな白は、まろやかなトーンなのでカジュアル服にもなじみやすい。ジャストサイズのショート丈は、ボトムスを選ばず、すっきりとスタイルよく着こなせるのも嬉しいポイントです。


モンクレール4

 GISELE(ジゼル) 

これ欲しい♪193体を美しく見せつつ着心地は楽ちんな優秀シルエットのダウンコート。
アシンメトリーなジップ使いや後ろ側だけ気持ちコクーン状になったAライン。ゆったりとした着心地ながら全方位きれいなシルエットを実現しています。丸衿のように仕上げたフードは大人可愛く、小顔効果も満点。


モンクレール5

 EVANTHIA(エヴァンシア) 

これ欲しい♪190細身のシルエットと首元のリッチなファーで女らしいカジュアルが叶うモッズ風のダウンコート。
ウエストと裾をドローストリングで調整できて、女性らしいシルエットを楽しめます。衿元のファーでリッチさも増量。

関連ブログ:おすすめのファッション商品、ホリデーギフト、季節の人気商品

ピシェアバハウスの人気ブーツ3選♪

ピシェ アバハウス


■女らしさ格上げするフォルムで美脚度UP!
女性「今の気分」を映し出したトレンドデザインから、永遠のスタンダードアイテムまで柔軟に対応するシューズ&セレクトショップブランド。
美しい曲線を描くカッティングとサイドライン、そしてムダのない細ノーズ、緻密なシルエットで、足を美しく演出します。

ピシェ アバハウスの人気ブーツ3選♪

abahouse1

これ欲しい♪15レザー切り替えとゴールドジップが洗練度を上げる、毎年人気のサイドジップブーツ。ワイドパンツやスカートとも相性が良く、流行関係なく長く使えます。


abahouse2

これ欲しい♪15折り返せばファーのショートブーツにもなるミドル丈。エレガントとフェミニンの両方の表情が楽しめます。


abahouse3

これ欲しい♪2脚を長く細く魅せるニーハイブーツは、辛口スタッズが今っぽいアクセント。バックファスナーだから脱ぎ履きも簡単なんです♪

クリスマス・ウィッシュリスト

私は本当に買い物をするのが難しいです。私は、私が本当に何かを持っていなければならないと決めるとき、私には不十分な衝動支配があります、そして、それは貴重な少数の贈り物を年末に買うために残します。それが十分でなかったように、私の誕生日はクリスマスイブです。


安全なお金は、通常、夕食に私を連れ出して、それを贈り物と呼んでいるだけです、しかし、誰でも、休みの間、材料を私にトライして、買うために、自信があるか寛大であるならば、ここでは、私が望むかもしれないもののサンプラーです。シャネル ピアス 偽物あなたが知っていない限り、私はこのポストが実行されるまでにこれらすべてのものを購入することができます。


1 .アレキサンダーワンDonnaホボ:もちろん、我々はハンドバッグから始めなければなりません。私は私の現在の髪の色やメガネを見ることができるかもしれない誰もが、おそらくヒップホップアレキサンダー王のハンドバッグを必要とするすべてのヒップスターを見て、心のヒップスターです。パロディ 通販ドンナは、非常にクールで、完全に機能的です。ショッピングカートに追加する。
2 .ジョージア大学「私は、この州を走らせます」Tシャツ:完全に冗談を言わないこと。大学フットボールとジョージアブルドッグの私の大学は、ハンドバッグの前でさえ、私の最初の愛です。感謝祭の週末、私たちは、7位のジョージア工科大学の黄色のジャケットをノックし、別の年のために私のFacebookのニュースフィードにすべてのmouthyハイテクファンをシャットダウンし、私はこの勝利を記念して、このTシャツを持ってほしいと思います。実際、私はあまりTシャツを着用していないので、XXLで寝ることができます。バイスルーフットボール24.95ドル。
3 .アップル15インチのMacBookプロ:私は私のソファーの上に座ります、そして、私の2つのプラス年のMacBookプロは週につき40 +時間をタイプします、そして、私は私が言及する気がするより、私のオットマンより多くの回それをノックしました。それは傷のついた、ひびが入った、そして、汚い正直の種類です、しかし、それでも、光っているドライブは正確にもう動きません。私が言ったように、私は数回床にそれをノックしました。完璧な世界では、しかし、私はクリックしてクリックするには、光沢のある新しいものが欲しい。アップルを介して1699ドルで購入する。
4 .レイバンプロピオネートアビエイターサングラス:私は全体的にレイバン中毒の何かであり、過去数週間にわたって、この特定のモデルは、それと彼女の不幸な新たなタブロイドの存在のためにエリンNordegrenの明らかな愛情の結果として私の注意に来ている。私は、ワイヤーフレーム飛行士とプラスチックフレームウェイファラーを持っています。黒と亀のシェルを決めることはできませんが、サインアップ。$ 130でサックスを買います。
5 .ターゲットゼブラ装飾枕:私は本当にこれを説明することはできません。私は、ちょうど私のベッドのために若干のゼブラ印刷枕を望みます。私は1年半のようないくつかを欲しかったし、誰かが最終的に安くてグラフィックとシンプルなものを作ることを決めた。私は黒いシートとシャルトリューズと白い布団を持っています。ギミー.19.99ドルで目標を突き抜けてください。

「自分を知りたいから撮影する」と語るその真意とは

ポートレートを中心に広告や写真集、雑誌の分野で活躍する写真家の桑島智輝。新境地ともなる写真集「我我(がが)」を今年の9月14日青幻舎から出版した。桑島は妻である俳優の安達祐実を毎日撮り続けており、「我我」にはそこからセレクトされた写真が文章と共に掲載されている。「夫婦間では、写真を撮ることが一つのコミュニケーションになっている」と語る桑島に、「我我」に込めた思いを聞いた。

前回の写真集「私生活」(集英社)を2013年に出版したんですが、それ以降も安達さんを撮影し続けていて、どこかのタイミングで写真集を出そうとずっと思っていました。具体的な話になったのは2年ほど前からです。今回のアートディレクターを務めてくれた町口景(まちぐち・ひかり)さんに撮った写真を見せて相談をするようになり、そこからですね。

出版日の9月14日は、安達さんの誕生日なんです。今回の写真集は日付が重要で、日付が入っている写真も多いです。基本的に写真は時系列で並んでいて、15年11月13日の結婚記念日のトンネルの写真から始まり、終わりは19年8月15日の終戦記念日です。

8年ほど撮り続けています。最初は前回の写真集を出すための企画だったんですが、撮り終わって写真集ができるまでの過程もずっと撮っていて、そのうちに安達さんと付き合うようになって、結婚して。そうすると自然と毎日撮影していますね。安達さんを撮ることが楽しいです。

そんな日もあります。でもこれは安達さんの度量の広さだと思うんですが、写真を撮ることに対しては怒らない。夫婦のルールとして、何をしていても撮影してOKということになっています。だからすごく怒っている写真もあります。正直、相手が怒っているときに撮影するのって恐いし、勇気がいること。でもそこで撮ることが重要で、「そこで撮らないんだったら、やめちまえよ」って安達さんは思うはず。だからある意味、そういったときは僕と安達さんとの闘いでもあります。

写真が介在しないと成り立たないという変わった夫婦関係なんです。撮るのが愛かというとそれだけではないけど、興味があるという意思表示にはなるので、写真を撮ることがコミュニケーションの一つになっています。撮った写真は定期的に見せていて、それは夫婦の記録であり、自分たちがどういう風に生きてきたかの確認作業でもあります。

“安達さんはからっぽ”だから撮り続けていられる

安達さんは中身がからっぽなんです。それは俳優の特性なのかなと思っていて、自分を“依り代”にして、役が降りてくる。そういうのをすごく感じるんです。安達さんがそこにいるけど、いない感じがして。からっぽだからこそ、撮っても撮っても撮り切れない。そして結果、空っぽの人を撮り続けるとことで、自分自身が見えてくるんです。だから何で安達さんを撮り続けるのかっていうと、楽しいからだし、夫婦の記録としても撮っているのももちろんあるけど、結局は自分を知りたいから撮影するのだと思います。写真を撮ることで、被写体を介して自分自身が現れてくるんです。

大きな構成でいうと、「我我」は出産前と出産後になっています。出産前の写真は何だか硬くて、“私写真とはこういう風に撮らないといけない”というのが強く出過ぎていて、打算的な写真が多い。例えば、“安達祐実がこういうことをしたらおもしろいな”っていう狙いが見えすぎる。出産を機に、もしかしたら自分に男としての自信がでてきたのか、そういうことを考えなくなって、いいなと思ったら撮影するようになりました。写真の雰囲気もリラックスした感じになりました。

この平間さんの文章はすごく核になっています。被写体が強烈だと、撮影者はその被写体を超えられない。なぜなら写真が全てその人の写真になってしまうからです。それは僕の課題でした。ともすれば、今回の写真集も安達祐実の私生活を撮影した写真集になってしまいがちですが、結果としてそうはなっていなくて、それはなぜかというのを書いてくれたんです。今までの、よくわからないけど撮り続けるという行為に対して、全肯定をしてくれている。このあとがきを読んで、布団の中で号泣しました。

現在「クイックジャパン」(太田出版)で“はじまりの一枚”という写真と文の連載をしていて、そこでは自分たちのことを「我々」と表記することが多くて、「我々」っていいなと思っていたんです。でも「我々」と書くよりは、ちゃんと一対一が伝わる「我我」の方がいいなとデザイナーの町口さんに相談したんです、そこで読み方は「われわれ」よりも「がが」の方がいいってことになって。それで「我我(がが)」になりました。

カバーに使っている紙は、シワがあってあまり写真を印刷することがないらしいです。僕も最初見たときには、少し怖く見えたんです。それでデザイナーの町口さんに言ったら、「これは昼に安達さんが『この野郎』と怒ってくしゃくしゃにした写真を、夜に桑島君がリビングで伸ばした感じをイメージしている」という説明を受けて、それがすごく納得できたんです。それでこの紙でいくこと決めました。

最初はモノクロ写真も考えていたんですが、カラーの方がポップだし、なるべく多くの人に見てもらいたいと思ったのでこの写真にしました。判型も手に取りやすいように、このサイズにしています。

本当に彼女自身が無防備で、何もしないからそういう感じが出せているんだと思います。

相手が何を書いているか分からないようにして、お互いに自分が思ったことを書いているので、たまに真逆のことを書いたりしています(笑)。

夫婦って大変なんです。一番近い他人だし、正直、他人のことって分からない。でもその中で夫婦なりのルールを決めたり、夫婦なりの喜びがあったりする。写真家と俳優というと特別な感じはするけど、ベースは同じ。これを見て、どこの夫婦も一緒なんだなと思ってもらえるといいですね。

マンハッタンに新百貨店 EC化率30%越えのリアル店舗はどうなる

アメリカ・シアトルが拠点の百貨店ノードストロム(NORDSTROM)は10日(現地時間)、今秋マンハッタンにグランドオープンする旗艦店を一部プレスに向けて紹介した。同店は10月24日にオープン予定。1年半前にブロードウェイを挟んだ場所に先行オープンしたメンズ館を含めて、同社にとって本格的なニューヨークでの足がかりとなる。

工事は9日に大半を終えたばかり。これから内装を整え、什器を入れ、商品を並べる。このため、現段階ではほとんどのフロアが撮影NGだ。

それでも7層構造で地上5階、地下2階の店舗が、従来の百貨店の当たり前を踏襲していないことはわかる。すでにEC化率が30%を超え、特にこれまで近隣に店舗がなかったニューヨーカーがオンライン最大の顧客という同店は、先行オープンしたメンズ館同様O2O施策に積極的。すでにメンズ館でもオンラインで注文した商品を店舗で受け取れるシームレスなショッピング体験を提供しているが、本館グランドオープンに合わせ、オンラインで注文した商品の返却も面倒な書類の記入やパッキングなどせず、店舗でドロップオフできる環境を整える。また、店内にはデジタルウォールのほか、携帯の充電チャージステーションを随所に完備する予定だ。

北米を中心に120以上の百貨店と、アウトレット業態「ノードストロム ラック(NORDSTROM RACK)」は240店舗以上を展開するノードストロムだが、ニューヨーク・マンハッタンについては、サックス・フィフス・アヴェニュー(SAKS FIFTY AVENUE)やバーグドルフ・グッドマン(BERGDORF GOODMAN)、ブルーミングデールズ(BLOOMING DALE’S)、そして破たんしたバーニーズニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)を追随する。そこで、EC化率も高いことから、「コミュニティーのハブにならなければ生き残れない」と一族のピート・ノードストロム(Pete Nordstrom)ヴァイス・プレジデント。既存百貨店から遠いアッパーウエストの富裕層や、地下鉄のハブ駅コロンバスサークル利用者をターゲットに、彼らにとって居心地の良い空間を構築する。まず壁面は、基本全てガラス製。ドイツで生産し、スペインで加工した湾曲するガラスで壁面を作り、店舗全体から自然光を取り入れ、マンハッタンの街並みが一望できる環境を作る。

店内には、7つの飲食施設を設ける。好調なシューズやビューティは2フロア展開。特に女性靴は1フロア全てを使い、「ヴァンズ(VANS)」から「ヴァレンティノ(VALENTINO)」までを同じ売り場に並べる。オープン時、シューズは50、バッグは100の限定品が並ぶ予定。ライバルに比べ手頃な商品も多く、婦人服では「カナダグース(CANADA GOOSE)」「メイドウェル(MADEWELL)」「トップショップ(TOPSHOP)」なども取り扱う。

構想から7年。期間中、状況は大きく変化し、当初は本館に組み込む予定だったメンズフロアをスピンアウトするなど、計画は大きく、何度も変わった。ピート=ヴァイス・プレジデントは、「予定しなかったことも多々あったが、顧客にベストオファーを提供するため、突発事項は柔軟に受け入れ何度も計画を練り直した。マンハッタンでの成功は、世界的な百貨店になるため必要なステップ」と話す。EC化率高さを含め、現在アメリカの百貨店業界では頭一つ抜きん出た存在になりつつあることに水を向けると、「拠点がシアトルなのが良いのかもしれない。シリコンバレーは、常に刺激を得ている」という。

東京2日目にBENIやVERBALらも来場 ファレルがハッピーに大トリを飾る

「サマソニ‘20」東京2日目は、夜に雨がぱらついたものの、日中は好天が続き、フェスファッションを楽しむには絶好のコンディション。バーバル(VERBAL)やユン(YOON)、BENI,広海深海らの姿も見受けられた。来場者の着用トレンドは、基本的には70‘sボヘミアン。特にトライバル柄とフリンジのディテールが豊富なのと、素材感にこだわって夏場でもスエードやレザー使いがみられることなどが特徴と言える。

出演アーティストでは、EDM界の若手トップランナーとなったゼッド(ZEDD)がEDMの勢いを見せつけた。白昼のライブ時間のためにEDMの魅力を支える照明の自由度が半減する中、「クラリティ」「スペクトラム」などに特に顕著なメロディアスな楽曲力で踊りたい観客の欲求に応えた。新星ガールズアイコンとして室内最大規模のマウンテンステージを入場規制にしたカーリー・レイ・ジェプセン(CARLY RAE JEPSEN)は、シンメトリーのボタニカル柄を施したホルターネックのタイトドレスに裸足のスタイルで登場。頻繁にステージを降りて客席最前の観客とハイタッチを交わし観客のハットを被ってみせる愛らしさと、ローラや水原希子らモデル勢がパロディしたビデオでも話題となった「コール・ミー・ベイビー」などの楽曲のキャッチーさで観客を魅了した。

そしてヘッドライナーのファレル・ウィリアムス(PHARRELL WILLIAMS)は、盟友NIGOが手掛ける「ヒューマンメイド」のアイコン白Tシャツと、「アディダス」マークをヒップにたたえたパンツ、そして3ストライプスのイエローが暗闇で映える「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」のスニーカースタイルで登場。その頭上を飾るアイコニックな帽子が今日はオリーブのハンチングだ。自身の曲に加え、相方チャド・ヒューゴをサプライズで招き入れたN.E.R.D.曲、そして自身もフィーチャリング参加したダフト・パンクのグラミー賞受賞曲「ゲット・ラッキー」などを織り交ぜたオールタイム・ベストな選曲で陽気に楽しくライブを進めていく。そして終盤、昨今のファレル人気を決定づけたヒット曲「ハッピー」を投下。数十人の子どもダンサーを招き入れ、その子らひとりひとりと握手を交わしながら、そして観客に向けて歌い上げながら、ハッピーな瞬間をシェアしていった。

カルティエの新バッグ「ガーランド ドゥ カルティエ」ジュエリーボックスが着想の8角形レザーバッグ

カルティエ(Cartier)は、新作バッグコレクション「ガーランド ドゥ カルティエ(Guirlande de Cartier)」を2019年1月11日(金)より銀座ブティックとオンラインブティックで先行発売し、2019年3月より全国のブティックで発売予定。

メゾンにとって最も象徴的なオブジェであるジュエリーボックス。この創作における視点は、1910年代のジュエリーバッグ、1960年代末のマスト ドゥ カルティエ コレクションのライフスタイル、そして2000年代に発表された複数のアイテムと、レザーグッズとしても各時代を築いてきた。「ガーランド ドゥ カルティエ」は、メゾンの新たな1ページを開くバッグコレクションとなる。

「ガーランド ドゥ カルティエ」は、これまで脈々と受け継がれてきたメゾンの精神を反映するバッグ。厚手のしなやかなカーフスキンをカットした8つの面で構成され、そこには「フラワー ガーランド」あるいは「パピヨン」と呼ばれるゴールドの花綱飾りが施されている。バッグの名にも冠せられた“ガーランド(花綱飾り)”は、18世紀のモチーフにインスピレーションを得たもので、カルティエのジュエリーボックスを象徴するデザインだ。

カラーは、カルティエでこれまでジュエリーボックスに使われてきたレッド、ブラック、グリーンの3色を展開。特別モデルとして、クロコダイルのミニバッグも登場する。なお、すべてのモデルに取り外し可能なレザー ショルダーストラップが付属している。

ライニングにまでジュエリーボックスの要素を
また、バッグのライニングには、ジュエリーボックスに裏張りされているブラックのビロードを採用した。スリット部分には、パリ、ロンドン、ニューヨークというメゾンにとって基礎となる3つの都市の名前が刻印されたミラーが納められている。

ギンザ シックスに期間限定ストア
「ガーランド ドゥ カルティエ」の発売を記念して、2019年1月30日(水)から2月12日(火)に期間、ギンザ シックス(GINZA SIX)内のシジェーム ギンザ(SIXIÈME GINZA)にて期間限定ストアをオープンする。

カルティエレッドを基調とした店内には、全国発売日に先駆けて「ガーランド ドゥ カルティエ」を販売するほか、ラウンドウォッチコレクション「バロン ブルー ドゥ カルティエ」、「ラブ」や「ジュスト アン クル」などの人気のジュエリーコレクションを取り揃える。また、会場内には、“レッドボックス”を用いた観覧車のフォトスポットを設置する。

ガーランド ドゥ カルティエ
先行発売日:2019年1月11日(金)
先行販売取扱店:銀座ブティック、オンラインブティック
一般発売時期:2019年3月 ※予定
取り扱い:全国のブティック
■価格
ガーランド ドゥ カルティエ ミニ 237,600円(税込)
ガーランド ドゥ カルティエ SM 326,700円(税込)
ガーランド ドゥ カルティエ MM 364,500円(税込)
※すべて取り外し可能なレザー ショルダーストラップ付き。
※MMサイズは4月発売予定。

■期間限定ストア
開催期間:2019年1月30日(水)~2月12日(火)
営業時間:10:30〜20:30
場所:シジェーム ギンザ(SIXIÈME GINZA)
住所:東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 2F SIXIÈME GINZA
・取り扱いアイテム例
「ラブ」ブレスレット(ピンクゴールド/ ダイヤモンド) 1,177,200円(税込)
「ジュスト アン クル」ブレスレット(ピンクゴールド/ ダイヤモンド) 1,382,400円(税込)
「ジュスト アン クル」ブレスレット(ピンクゴールド) 793,800円(税込)
「バロン ブルー ドゥ カルティエ」ウォッチ(36mm/SSケース/自動巻き) 704,700円(税込)

マーク・ジェイコブスが語る、新ライン「ザ マーク ジェイコブス」に込めた思い

マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」の価格を抑えた新ライン、「ザ マーク ジェイコブス(THE MARC JACOBS)」が5月30日に発売された。価格はTシャツが1万4000~2万1000円、メンズシャツが4万3000円など。同ブランドを率いるデザイナーのマークは、「シンプルな服を上質な素材で美しく作ったものか、独特なセンスのものがほしい。私は両極端なものが好きなんだ」と自身のファッション観を語る。

「ザ マーク ジェイコブス」は、ガーリーなスリップドレスや両脚の色が違うタイツ、ビンテージ品のようなレオパード柄のコート、ドイツ南部の民族衣装を思わせるスカート、そして「ピーナッツ(PEANUTS)」のキャラクターがプリントされたトレーナーなど、かつての「マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」が本来目指したであろう方向性のアイテムであふれている。

オンラインストアとマディソンアベニュー店、百貨店などの卸先で5月30日に発売した。6月4日にはニューヨーク・ソーホーにポップアップストアがオープンしたし、同12日に発売記念パーティーを行う予定だ。

昔から、コレクションラインは価格を度外視して自由に作りたいと考えていた。その一方では、手の届く価格帯でファッショナブルな洋服を提供したいという思いがあった。ランウエイのドレスはもちろん、25ドル(約2700円)のビーチサンダルでも「マーク ジェイコブス」らしさやクリエイティビティーを保ったものを出したかったんだ。かつての「マーク BY マーク ジェイコブス」や、(長年のビジネスパートナーである)ロバート・ダフィー(Robert Duffy)が手掛けた「スペシャル アイテムズ(SPECIAL ITEMS)」がそうであったようにね。つまり、「ザ マーク ジェイコブス」はそれらのブランドをリニューアル、もしくは再始動したようなものだと言える。

その通り。私は当時のブランド構成は悪くなかったと思っている。誰のせいで失敗したのかをここで言うつもりはないが、「マーク BY マーク ジェイコブス」は正しい方向性だったと思っているし、特にまだ“汚染”されていなかった初期の頃は素晴らしい出来だったと思う。もうかったからあれは正しかったと言っているわけではなく、私たちの信念が形になったという意味でね。

私はブランド物のコートとジャージーを合わせるような着こなしが好きだけれど、ジャージーはジャージーらしい値段であってほしいんだ。カシミヤ製じゃなくて、プリントが付いたようなコットン製のジャージーの話だよ。イブニングドレスと、ビーチサンダルやスニーカーを合わせるようなファッションが昔から大好きで、ロバートもそれを支持してくれた。

もともと、「マーク ジェイコブス」「マーク」そして「MJ」というラインアップを整えて、さまざまなコラボレーションをして、幅広い価格帯で商品を提供しようと考えていた。カシミヤのコートやイブニングドレスを作りつつ、デニムジャケットやなどのカジュアルウエア、そしてUSBスティックやコンパクトなどのアパレル以外のものも好きなように作れる体制があれば本当に自由でいいだろうなと思ったんだ。

これまでエキサイティングじゃなかったことはないよ。とはいえ、「マーク BY マーク ジェイコブス」を始めた頃はそのコンセプトをあまり理解してもらえず、何回も説明したり擁護したりする必要があったが、現在はすんなり受け入れてもらえるのではないかと期待している。そして、当時はマーチャンダイザーなどが次第に「この百貨店のためにこういうものを作ったほうがいい」と指示するようになり、私たちがやりたいこととかけ離れていってしまった。

その通り。シーズンをどう分けるかの詳細はまだ決まっていないが、毎年5シーズンに新製品を発表する予定だ。ブランドが軌道に乗ってきたら、メインの5シーズンに加えてマンスリーや2週間ごとのドロップもやるかもしれない。基本的には、コラボレーションを含めたメインコレクションを2回発表したいと考えている。最初のコレクションでは、ショット モーターサイクル(SCHOTT MOTORCYCLE)や「ピーナッツ」、そして(フランスの高級リネンメーカーの)デ・ポルトー(D. PORTHAULT)とコラボしている。

そうだね、コラボはいろいろやっている。私は2シーズン制でやる必要はないと思っていて、新製品を毎月出してもいいと思う。ただ、現状では市場の枠組みががっちりと出来上がってしまっていて、新たな製造、販売、流通の方法が出てくるか、オンラインのみでの販売でない限り、その枠組みを壊すのはとても難しいんだ。私はオンラインで買い物をしたことがないのでECについてはよく分からないのだが、素晴らしいチームが“ザ ウェブストア”をリニューアルしてくれていて、より使いやすい――“ナビゲート”しやすい、という言葉で合っているだろうか?

私はあまり使わない言葉だけれど、そのナビゲートしやすく、オンラインで買い物をする人にとって快適で楽しい体験となるようにサイトを作り変えている。

コレクションはアイテムの集合体だが、全てのアイテムに共通するテーマがあるわけではない。アイテム同士を組み合わせるのはもちろん、単品でも着られるものばかりだ。初期の「マーク BY マーク ジェイコブス」にあった、違うものを組み合わせていく興奮が「ザ マーク ジェイコブス」にはある。コレクションラインのスピリットを受け継いだ、しかし手が届く価格帯のデザイナーズジャケットとジーンズのスカートを組み合わせていくという楽しみが味わえるんだ。

そうだ。ブラウスやフーディーなど、常にコレクションに含まれているアイテムはシーズンを越えて継続的に販売しようと考えた。また、「マーク ジェイコブス」では1940年代風のドレスもシーズンごとに少しずつ形を変えながら出しているので、“ザ フォーティーズドレス”というカテゴリーも作っている。定番としてそのまま残していくものもあれば、顧客の反応を見ながら少しずつ変えて、新鮮味を加えて続けていこうと考えているものもある。

直感的に選んでいて、決まった基準はない。仕事中にふと、「あのプリントはよかったから、もう一度やろう」とか、たまたま引っ張り出してきた古いツイードのジャケットを見て「これはいいね。フレッシュに作り変えよう」という思いつきだったりするんだ。時代とともに人の体形は変化しているので、丈などの調整が必要だけれどね。過去に見たアイテムと全く同じに見えても、実はそうして細かくアップデートされている。

そうするのが正直なことだと思ったから。私は「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」が大好きで敬意を抱いているのだが、その理由の一つがリプロダクションをやっていたこと。商品のラベルに、のみの市で見つけたアイテムを再現したと表記されているんだ。作品のインスピレーションを得るため、誰もがのみの市に行くし、オンラインなどでビンテージ品を眺めたりする。それが着想源になって、最終的に全く違う作品になることもあれば、「これは素晴らしい。より多くの人々が楽しめるように再現して、さまざまなサイズで発売したらいいのでは」と思うこともあるということだ。

実際、そうだからね。これはマニフェストだという人もいたが、そうではない。私の考えをつらつらと書いたものだけれど、好きなように解釈してくれて構わないんだ。とても分かりやすい内容だと自分では思うのだが、「マーク ジェイコブス」の創成期から一緒にいないと難しいかもしれないね。「マーク ジェイコブス」を全く知らないとか、ロバートと私が共に歩んできた30年間の旅に関わっていない人には伝わりにくいかもしれないが、「ザ マーク ジェイコブス」とは何かということをよく表している文章だと思ったんだ。かつてファッショナブルだったもので、私が好きなもの、再訪したいもの、常に私たちの世界観の一部であるものを組み合わせていくことについて、意見を表明したかった。

これはとても重要なことだと思う。以前も同じ発言をして批判されたのだが、人々が欲しいものが何か私は分からない。自分が好きなものは分かるさ。私は店に行って買い物をするのが好きで、シンプルな服を上質な素材で美しく作ったものか、独特なセンスのものが好きだ。私はファッションが好きで、さまざまなものを交ぜるのが好き。デザインや価格、素材、そしてもの作りの考えが誠実で、そうして作られた“本物”が好きだ。それは昔から変わらない。

だがいわゆるZ世代など、何かアルファベットで示される世代のこととなるともう分からないね。昔からそうだったように、私は自分がいいと思うものを作っていく。これまでも、直感を信じて物事を進めた時に一番いい結果が出ているしね。私の直観が果たしてタイムリーなのか、現在の顧客に訴えかけるのかは、やってみないことには分からない。

「ザ マーク ジェイコブス」の発表と、みんなの反応がとても楽しみだ。この新ブランドについて話したり、世界観を伝える写真を公開したりしてコミュニケーションを取ることにわくわくしているよ。人々はビジュアルに反応するので、写真や動画はとても重要。どれだけ話しても相手が聞いていなければ伝わらないが、ビジュアルのアピール力は非常に強い。ビジュアルに引きつけられた人であれば、こちらの話を聞いてくれる可能性が高いし、啓発のチャンスがある。でもそのためには、まずビジュアルで誘惑して引きつける必要があるんだ。

そんな「マイケル ・コース コレクション」の向かう先は?

「マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS COLLECTION)」を語る上で欠かせない2つのキーワードは、“ユーティリティ(UTILITY、日本語で「機能的」の意味)”と“ダイバーシティ(DIVERSITY、日本語で「多様性」の意味)”だ。デザイナーのマイケル・コースは常に、「デジタル社会の今、毎日を忙しく過ごす女性にとって美しくも機能的な洋服とは何か?」を考え、次に「それは、人種や年齢、体型を問わず、あらゆる女性にとって美しいものか?」を見極める。そして、この2つの基準を同時にクリアした時、洋服やアクセサリー、スタイルは初めて「マイケル・コース コレクション」の名前を冠して世に放たれる。

そんなマイケル・コースは今シーズン、まずは“ユーティリティ”を考え、ついにラクチンなスタイルの極みとも言える南の島に上陸。コレクションは、鮮やかなリゾートスタイルで幕を開けた。洋服を彩るのは、南国らしいピンクやブルー、それにラベンダー。カシミヤのスエットやスエードのコート、コットンジャケット、シフォンのドレスには手作業によるブリーチでパームツリーの柄を描き、足元にはクロコダイルのビーチサンダルを合わせる。とはいえ、南国のスタイルは、さすがに都会のワーキングウーマンには真似できない。そこで南国のスタイルは中盤以降、グレーやベージュ、ネイビーに変化。相変わらず足元はサンダルだが、色が変わるだけでスタイルは一気にシティライクに変わるから面白い。

トロピカルは、“ダイバーシティ”に富んだスタイルでもあるようだ。思えば南国でのバカンス、もしくはそんな気分になれるアーバンウエアは、人種や年齢、体型を問わず、誰もが憧れるもの。汗をかく肌にまとわりつかないリラックスシルエットは、ちょっぴり太めの女性でも楽しめるスタイルだ。

頭から被るだけ、腰に巻くだけ、ガバっと羽織るだけでいつでも、どこでも、誰でも楽しく、カッコよくなれる今シーズンの「マイケル・コース コレクション」は、引き続き彼らしい“ユーティリティ”と“ダイバーシティ”に溢れている。

レイザーラモンRGが両ブランドの“あるあるネタ”を披露

「サカイ(SACAI)」と「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は10月20、21日、合同の音楽イベントを東京・渋谷のサウンド ミュージアム ビジョン(SOUND MUSEUM VISION)とコンタクト(contact)を会場に開催した。20日開催の合同ファッションショー「10.20 sacai / UNDERCOVER」を祝したイベントということもあり、オールナイトイベントかつ、台風の接近による大雨にも関わらず、会場前には長蛇の列ができた。会場には、ランウエイを歩いたモデルがフィナーレで着用した白衣そのままに来場している姿も見られた。

出演アーティストは、北村信彦「ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)」デザイナー、宮下貴裕「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.)」デザイナー、森敦彦「ワコマリア(WACKO MARIA)」デザイナーが主宰するサウンドクルーのKILLER TUNES BROADCASTら豪華デザイナー陣をはじめ、ANGEL YUKAことモデルの水原佑果やダイアナチアキ、アートディレクターのYOSHIROTTEN、ロックバンドのYogee New WavesやDATSなど幅広い。高橋盾「アンダーカバー」デザイナーに「NHK紅白歌合戦」の衣装を製作してもらうほどの仲であるRADWIMPSの野田洋次郎は、Rhizomatiksの真鍋大度と共にソロプロジェクトのillionとして登場。illionの曲に加え、RADWIMPSの人気曲「DADA」を披露するなど、会場を超満員に。

実兄のPUNPEEをバックDJに現れたラッパーのS.L.A.C.K.は、NTTドコモのTVCMで話題の「東京〜NTTドコモ Style’20」や「Weekend」を披露。その直後に登場した正体不明のラッパー、Qiezi Maboのライブ中にはPUNPEEがサプライズゲストとして現れ、人気曲「Renaissance」で会場を沸かせた。

また、シークレットゲストとしてお笑い芸人のレイザーラモンRGが、演歌歌手・細川たかしに扮したこぶしたかしで登場。細川たかしの「北酒場」やバックストリート・ボーイズ(Backstreet Boys)の「I Want It That Way」、USAフォー・アフリカ(USA for Africa)の「We Are The World」に乗せ、「サカイ」は「(自身が着用する袴を指差し)こんなの多い」、「アンダーカバー」は「黒っぽい服多い」などと歌い、人気の“あるあるネタ”で会場の笑いを誘った。

増えるセレブのSNS無断投稿 アリアナ・グランデも著作権侵害で訴えられる

ニューヨークを拠点に活動するフォトグラファーのロバート・バーベラ(Robert Barbera)は5月13日、自分が撮影した写真を歌手のアリアナ・グランデ(Ariana Grande)が無許可でインスタグラムに投稿したことが著作権侵害に当たるとして、2万5000ドル(約275万円)の損害賠償を求めてニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に提訴した。

問題となった2枚の写真は、グランデが彼女の4枚目のアルバムのタイトル“スウィートナー(SWEETENER)”の文字が入ったバッグを抱えているものだ。グランデは2018年8月17日、この写真をインスタグラムに投稿したが、現在は削除している。

訴状によると、グランデの投稿には339万2079回“いいね”が押されている。また、バーベラの写真は米国著作権局で著作権登録を行っているが、グランデがインスタグラムに投稿する際に使用許可を取らなかったと主張する。グランデからはコメントは得られなかった。

近年、セレブが自身のSNSに第三者撮影の写真を投稿して著作権侵害で訴えられるケースが増えている。モデルのジジ・ハディッド(Gigi Hadid)も19年2月にパパラッチが撮影した写真を自身のインスタグラムに投稿したことで損害賠償請求訴訟を起こされている。

モダンに生まれ変わった「ボッテガ・ヴェネタ」 最新バッグ&シューズのポイントを解説

ダニエル・リー(Daniel Lee)新クリエイティブ・ディレクターのランウエイデビューとなる「ボッテガ・ヴェネタ」の2019-20年秋冬コレクションでは、数多くの新作バッグ&シューズも発表された。特徴は、ブランドを象徴する“イントレチャート”からヒントを得たスクエアをはじめ、単純な図形モチーフを取り入れた造形的なデザインやディテール。リーは、クラシックなイメージが強かった “イントレチャート”を拡大したり、図形として捉えたりすることで、ポップかつモダンな印象に仕上げている。

アクセサリーのカラーパレットは、白黒に加え、チョコレートブラウンやティールブルー、パープル、ペールブルーなど1970年代のイタリアのインテリアから着想を得た色合いが特徴。注目の新作バッグは、プクッとしたパッド入りのレザーを“イントレチャート”の技法で編み込んだボックスシェイプのショルダーバッグで、ストラップにはウエアにも見られたような三角形モチーフがバックルとして用いられている。また、大きなスクエアモチーフを取り入れたワンハンドルバッグや、40年代のアンティークブローチからヒントを得たメタルパーツを配したシガレットケース型のアイテムも登場。ハードタイプのクラッチはオブジェのようなデザインで、造形的なアプローチを強く感じさせる。さらに、リーが就任後初めて手掛けたデザインもアップデートされている。トートの“マキシ カバ”はビニールのような素材でアレンジ。オーバーサイズクラッチの“ザ・ポーチ”は極細のナッパレザーを編み込み、ループフリンジで覆われたボリュームのあるスタイルを提案する。

ウィメンズのシューズは、2019年プレ・フォールでデビューした“イントレチャート”のスクエアトゥパンプスをぷっくりしたキルティングでアップデートした他、パズルのようにレザーパーツを組み合わせたサンダルや、シャープなポインテッドトゥの先端だけをスクエアで仕上げたようなローヒールパンプスを提案。メンズにはキルティングで仕上げたレースアップシューズが登場する。また、もともとメンズ用にデザインされていた厚底のバイカーブーツはウィメンズにも採用され、メンズ・ウィメンズ共通のアイテムに。ブラック、ブラウン、ネイビーの3色展開で、スタイリングに強さを加えた。

ネットで家具をオーダーメイド 建築テックのスタートアップがサービス開始

デジタルファブリケーション技術を活用した設計施工を行う建築テック系スタートアップのVUILD(ヴィルド、秋吉浩気社長)は4月11日、オーダーメイドの家具をオンラインで設計できるオンデマンドサービス「エマーフ(EMARF)」をローンチした。

同サービスでは、公開されているテンプレートから家具の形状、高さや幅などのサイズ、木材の種類などのカスタマイズが可能。作成したデータはVUILDと連携する工房に送信され、任意の工房で出力される。ユーザーが工房へ出向き、工房のオーナーのサポートのもとで製作に携わることも可能だ。「エマーフ」は“FRAME”を逆さ読みにした造語で、中央集約型の大量生産から地域分散型の個別生産へともの作りの構造(フレーム)を変えるというメッセージが込められている。

価格は“さんかく椅子”で約1万円から。工房の所在地やサイズ、材質などから総額が確定される。価格の内訳を公開しており、価格の透明性を高めている。現在は椅子や棚など4種類のテンプレートが公開されており、今後ユーザーが自作のデザインテンプレートを登録することも可能になる。登録されたテンプレートは同社が強度や製造方法を監修したのち、他のユーザーにも公開する。

ユーザーが編集した加工データを即時生成する技術は現在特許出願中。今後は他サービスと連携し、手描きのスケッチから3次元データを自動生成するシステムの開発を目指す。また、設計データ通りに木材を削り出すことができるデジタル木工機械のショップボット(Shopbot)の導入を各地で進めることで、生産拠点の拡充を計画している。

同サービスのリリースに合わせて、ホームセンターチェーンのカインズやパナソニック、不動産会社のリビタ、ウェブ制作会社のカヤック、富山県南砺市とのコラボレーションも開始する。企業や自治体と連携し、自立分散型の生産流通システムの模索、ショップボットの運営などを進めていく。5月6日にはカインズ町田多摩境店で同サービスを使ったワークショップを開催する。

VUILDは、建築家の秋吉浩気が2017年11月に設立。デジタル建築・加工技術を導入することで、森林資源の地産地消を可能にする水平分散型の建築産業構造の創出と、個人が創造性を発揮し、自らの暮らしを自らの手でつくり上げられる社会の実現を目指す。18年1月に第三者割当増資を行い、孫泰蔵氏が率いるVCのミスルトウ(MISTLETOE)および不動産・住宅情報サイト「ライフル ホームズ(LIFULL HOME’S)」を運営するLIFULLから1億円を調達している。