そんな「マイケル ・コース コレクション」の向かう先は?

「マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS COLLECTION)」を語る上で欠かせない2つのキーワードは、“ユーティリティ(UTILITY、日本語で「機能的」の意味)”と“ダイバーシティ(DIVERSITY、日本語で「多様性」の意味)”だ。デザイナーのマイケル・コースは常に、「デジタル社会の今、毎日を忙しく過ごす女性にとって美しくも機能的な洋服とは何か?」を考え、次に「それは、人種や年齢、体型を問わず、あらゆる女性にとって美しいものか?」を見極める。そして、この2つの基準を同時にクリアした時、洋服やアクセサリー、スタイルは初めて「マイケル・コース コレクション」の名前を冠して世に放たれる。

そんなマイケル・コースは今シーズン、まずは“ユーティリティ”を考え、ついにラクチンなスタイルの極みとも言える南の島に上陸。コレクションは、鮮やかなリゾートスタイルで幕を開けた。洋服を彩るのは、南国らしいピンクやブルー、それにラベンダー。カシミヤのスエットやスエードのコート、コットンジャケット、シフォンのドレスには手作業によるブリーチでパームツリーの柄を描き、足元にはクロコダイルのビーチサンダルを合わせる。とはいえ、南国のスタイルは、さすがに都会のワーキングウーマンには真似できない。そこで南国のスタイルは中盤以降、グレーやベージュ、ネイビーに変化。相変わらず足元はサンダルだが、色が変わるだけでスタイルは一気にシティライクに変わるから面白い。

トロピカルは、“ダイバーシティ”に富んだスタイルでもあるようだ。思えば南国でのバカンス、もしくはそんな気分になれるアーバンウエアは、人種や年齢、体型を問わず、誰もが憧れるもの。汗をかく肌にまとわりつかないリラックスシルエットは、ちょっぴり太めの女性でも楽しめるスタイルだ。

頭から被るだけ、腰に巻くだけ、ガバっと羽織るだけでいつでも、どこでも、誰でも楽しく、カッコよくなれる今シーズンの「マイケル・コース コレクション」は、引き続き彼らしい“ユーティリティ”と“ダイバーシティ”に溢れている。

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